全ては出逢いから   販売部 大口浩太

全ては出逢い(四球試験と花嫁探し)

販売部 大口浩太


 

 

やってみなきゃわからない四球試験

8月下旬から9月上旬、6月に植えた四球試験の球根が生育し、四球試験の結果を見ることができました。

四球試験とは、新しい品種から古い定番品種まで、一品種につき四つの球根を植え付けてその生育状況を確認していく大事な試験栽培です。中には、まだ名前のついていない新しい品種もあります。そのようなまだ名も無き品種は、この四球試験で生産者さんたちに認められると、新品種としてデビューします。

しかし、生産者の考える条件を超える品種は、毎年ほとんど見つけることができないそうです。一つか二つ、あればいい。

と組合員は口を揃えます。

毎年、津南町ではこの作業が繰り返されています。

生産者の大口浩太さんは言います。

今年は309品種を植えて、この中からいいなと思うものは見つからなかったよ。

今年は暑かった。

異常でしたよね。

四球試験は、同じ品種でも毎年毎年試験をしてやっています。

昔からやっている品種などは試験というより確認するためのものに近いですね。

従来から津南で作っているものは、栽培が難しい品種が多いです。

ホントこればっかりは、やってみなきゃわからない。

球根は、どこで育って誰が作ったか

いくら花が綺麗でも商品になるとは限りません。

生産者としては、どのように生育するかということが重要です。

ここで良いなと思って、養成してみたらダメだったということもあります。

同じ品種でも、コンディションの違いで全く違ってきます。

コンディションとは、球根作った産地や球根を作った生産者のこと。生産した人や場所が違えば生育も変わって来ます。どの場所で、どの生産者が作った球根かということは大事な情報です。

それによって夏場の作付けに向いているかどうかが決まります。

それをどの時期にどういう風に使うかを自分たちで判断する。

シベリアなど古い品種は、結構そういうのがあります。

同じ品種でも毎年毎年試験をしてやっている。昔からやっているので、確認に近いけど。

やってみなきゃわからない。つぼみがつきすぎてしまっているものもある。ものによって、力をつけてしまう品種がある。

ここで良いなと思っても養成してみたらダメだったということはよくあります。新品種は素性が変わりやすいんですよ。

切り前との兼ね合いもあります。綺麗なんんだけど、切り前が難しくて、本来の色を伝えられない品種もあります。

夏などは特にそうです。

津南町では涼しくても、消費地である東京は暑い。

お客様のところで一番綺麗に咲かなくてはいけないのに、ゆるく切ると早すぎてしまいます。

反対に遅くてもいけない。

気温が高いと、花の色が乗る前に咲いてしまうことがあります。

上手く色を出すのは難しいですね。

お花屋さんは、水揚げの時に前処理剤使ってもらった方が発色には違いが出て来ます。

新たな出逢いを求めてます!

浩太さんは販売部として活動しています。

販売部は7名で、市場や仲卸などで行うイベンんとやフェア、注文、価格提案、販売戦略全般を担っています。

市場にサンプルを送るなど、常に農協担当者と連絡を取りながら進めています。

年度が始まる前には、全体の作付け計画を話し合います。

出荷品種が偏よってしまうことを防ぐための作付け調整です。

組合では作付けする品種について、基本的に個々に任せているのですが、同じタイミングで同じ品種が大量に出荷するようなことは避けたい。

浩太さんのお父さんは津南町でユリ栽培が始まった当初から組合を支えて来たレジェンド。

雪美人を語る上で、欠かせない存在です。

そんなお父さんの背中を見て育った浩太さんですが、子供の頃は、自分がユリを作ることになるとは考えていませんでした。

農業大学に進学したけど、その時はほとんど考えていなかった。

就活をやっていて、実家で良いのではないかと思うようになった。

それで、最初から実家に入りました。

たまに言い争うことくらいはありますが、親子ゲンカはしないですよ。

何と言っても、技術にしろ、知識にしろ、持っているのは親です。

結果的に自分が間違っていること、よくあります。

ユリの栽培を始めて、いろんな品種を見るのが楽しかったと言います。

実際試験を見ているとものすごい色んな品種ある。

品種が違うと、色んな違いがあって面白いなと思いました。

花が切れている時は毎日。

朝切って、夕方切って。

1日丸々休みって取りづらい。

シーズン通してやらなくてはいけないので、体のことを考えて無理のないように計画してやっています。ずっと同じ量をこなしていると良いのですが、そうすると休みが取りづらい。

今は両親と3人で作業している浩太さん。

理想は、お嫁さんと4人で作業。

今、花嫁を本気で募集しています。

早く一緒にやれれば良いですよね。

そうは言っても、百合でやっている限り、ユリばかりで忙しいから、

なかなか出会うチャンスがないですよ…。

組合入った当初は、対市場や対人のことが多かった。広報部に入って市場に行ったり、生花店行ったり、出会いがありました。

昔の方が、市場さんや花屋さんが来るの多かった。今は少なくなりましたね。

気持ちは積極的なのですが、行動は消極的のようです。

血液型A型

パクチーダメ

青臭い野菜ダメ。

最初のデートに食べに行くのはラーメン?!

結婚願望がある人、本気の出逢いがあるといいね。

四球試験で良い花に出会うより難しいかも。

花嫁さん大募集中です!